会社としてのメルクの起源は17世紀まで遡ります。1668年、ドイツ・フランクフルトの南に位置するダルムシュタットにある天使薬局をフリ-ドリッヒ・ヤコブ・メルクが取得したことに始まります。以来340有余年、メルクは医薬品会社として成長を続け、現在では世界60カ国以上で事業を展開しています。1827年、メルクはモルヒネ、その他アルカロイド類の製造に成功しました。1850年、メルクは全ヨ-ロッパに製品販売網を構築しました。1891年ジョ-ジ メルクが米国に Merck & Co.を設立しましたが、この会社は後日、米国政府に接収されてしまいます。一方、化学品分野においては、液晶ディスプレイは液晶テレビをはじめとする多様な電子機器に用いられていますが、1904年、液晶の販売を最初に手がけたのはメルクでした。1927年から1934年にかけて、メルクは世界に先駆けてビタミンC、B1、EそしてビタミンKの工業生産に成功します。1960年代のパ-ル顔料の開発も世界に類を見ないものでした。日本においては、1968年にエー・メルク・ヤーパンを設立しました。
沿革